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安城給油所跡地の土壌汚染に関するお詫びとお知らせ
当社が平成25年2月末まで運営していたガソリンスタンド「カートピア安城給油所」敷地内の一部の土壌および地下水から環境基準値を超えるベンゼンが検出されました。本日、愛知県西三河県民事務所環境保全課に土壌汚染に関する調査結果を提出し、受理されましたので、公表させていただく次第です。本件につきましては、愛知県の指導に基づき適切に対処する所存でございます。
近隣住民の皆さまには大変なご迷惑とご心配をおかけすることになり、深くお詫び申し上げます。
●1. 汚染が確認された場所
安城市新田町小山135-5他5筆 旧カートピア安城給油所跡地内、南側の土壌内
※平成2年の給油所全面改装により、使用を中止した地下タンク付近にて汚染を確認。なお、当該地下タンクは平成2年に内部の燃料を抜き取り、洗浄をしているため新たに汚染源となる燃料が漏洩する可能性はありません。
●2. 検出された汚染物質と程度
ベンゼン
1、土壌溶出量:環境基準値の48倍
2、地下水:環境基準値の3.3倍
※環境基準は0.01mg/ℓ
※敷地は厚さ15cm以上のコンクリート面で覆われているため、ベンゼンは気化による拡散及び雨水による流出の可能性は低く、人体や農作物への影響は少ないものと想定しております。念の為、愛知県および安城市による井戸水調査が実施されます。
●3. 汚染発見の経緯
当該給油所は平成25年2月末に閉鎖し、解体を行うこととなりました。近年、土壌汚染対策法が平成15年に施行され、土壌汚染への関心が高まっており、当社としても給油所の解体に伴って愛知県条例である「県民の生活環境の保護等に関する条例」に基づき調査を実施したところ、ベンゼンが検出されました。
●4. 土壌調査の概要
県条例に基づき、平成25年4月23日〜4月26日および平成25年10月1日〜10月2日に土壌汚染対策法指定調査機関にて汚染有無を確認することを目的とした1次調査を実施しました。この調査では敷地全体に対し条例に定められた10m区画ごと計16区画のガスおよび土壌を採取し、ベンゼンと鉛の汚染有無を調査しました。その結果、鉛は検出されませんでしたがベンゼンの汚染の可能性があることが判明しました。
2次調査(7月10日〜11日)はベンゼンガスが検出された区画についてのボーリング調査を実施しました。この結果、南側1区画の土壌および地下水より環境基準値を超えるベンゼンが検出されました。
さらに県の指導に従い、10月8日に地下水の流向調査を実施しました。
●5. 汚染浄化に向けた今後の対処
11月9日より県の指導に基づいた拡散防止対策として、汚染区画内に揚水井戸及び地下水ベンゼン浄化装置を設置し、地下水による汚染拡散防止措置に着手しています。今後、汚染浄化対策の本工事については県の指導を仰ぎ、浄化を進めてまいります。
●6. 本件に関するお問い合わせ先
ジェイエイ・トービス(株) 本社 管理部 担当:夏目
TEL:(0566)98-2558 |
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